2023年08月07日

車中泊の旅・東北北海道その5

朝、海を見ると多くの漁船が岸に近いほうで操業していた。後でキャンプしている人に聞いてみると、昆布取りの船らしい。早朝出漁して午前には終えて港に帰るようだ。

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そういえば昨日、この近くの漁港の販売所で牡蛎を買ってきたというお隣の旅人が牡蛎を焼いて食べているのを見ていたら、一つお裾分けをしてくれた。う〜ん、そんなに物欲しそうな眼付をしていたのかなあ?
北海道ではいろんなキャンプ場のキャンパーを見ていると、漁港で買ってきたさ魚介類を焼いたり煮たりして食べている人はあちこちで見かけたなあ。俺はそれほど魚介類が好きではないのでやらなかったけど、こんなにうまい牡蛎なら買ってもよかったな。BBQコンロや網はないけどフライパンで蒸し焼きにでもしたら美味しいよね。

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名残惜しい霧多布キャンプ場を後に根室へ向かう。太平洋上の孤島・南鳥島を除くと日本最東端の納沙布岬をぐるっと回って行くことにした。

花咲線別当賀駅

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牛や馬の飼料用かな、草刈りした後にトラクターでほぐしている、乾燥を早めるためだろうか?

刈り取り.jpg7/21

この辺に来るとエゾシカが道路際に頻繁にみられる。

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こういう悲しい事故も当然よくある・・・飛び出し注意の看板が道路沿いに数多く立っているが伊達ではない。
ドライバーは車の破損したバンパーとライトの破片を拾いながら、「こいつら馬鹿だから車が走っていても平気で横断、向かってくるんですよ天災だ〜」と言っていたがシカにしてみれば人災だよね。俺が60〜70qで車を走らせていてもバンバン追い抜いていくからね、80〜100qは出しているだろう。

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タンチョウ鶴も道路脇すぐの湿原で見られたりする。

タンチョウ根室.jpg

午前中は相変わらず昆布干しに忙しい人々も多い。

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納沙布岬、本当にすぐ目の前に北方四島の歯舞諸島が見える。日本からはこんなに近くて戦争前は日本人の住民も住んでいた島を、ロシア(旧ソ連)からは遠い領土を占領し続ける理不尽!アメリカが沖縄を変換したとき、北方領土ももっと国際世論に訴え続けるべきだったね。日本の外交は弱いからなあ。

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水晶島、よく見えませんが高い山のない平らな島です。

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今夜の宿明治公園(明治乳業があったところらしい)は町中にありコンビニも近くてゴミも捨てさせてくれるSランクの車中泊場所です。

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ここから知床に向かっては大小の湖沼群が道路際に続き、太平洋岸の絶壁岩が多いの海岸とは趣が変わり、これまた楽しいドライブができる。

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有料(北海道にしてはちょっと高い800円だけれど・・伊豆だったら300円くらいとられる)だが風が心地よい尾岱沼キャンプ場に早めに入る。その前に久しぶりに贅沢な昼食、ネットで車中泊できそうなキャンプ場を探していたらマップに出ていたお肉のレストランにひかれて訪れた。ビーフシチューと御飯とコーヒーと美味しかった〜〜。

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対岸には野付半島がおぼろに見える、明日行ってみよう。

尾岱沼キャンプ場2.jpg

尾岱沼キャンプ場1.jpg

7/23
野付半島はオホーツク沿岸の砂が潮に運ばれてできた長〜い砂洲である。最先端までは禁止で行けないが、そのちょっと手前までは散策路がついているし歩くのが嫌な人はシャトルバスに乗れる(2800円)。また対岸の尾岱沼港からは船も出ている。

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野付半島2.jpg

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100年ほど前には林ができるほどであったトドマツやミズナラの樹がだんだん海水に侵されて枯れて、ちょうど上高地大正池の白木のようになっている。

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エゾシカが野付半島の入り江の浅瀬を数頭渡っていた。あとで見に行ったら、ちょうど渡り終えたあたりの道路脇で熱心に草を食んでいた。

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海沿いばかり走っていたので、今日はちょっと内陸部に。360度見渡せるという謳い文句にひかれて中標津町の開陽台公園に向かう。快晴とはいかない天気だったので遠くの山は霞んでいるが確かに360度全開である。トイレもあるしここが今日の車中泊場所だ。

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開陽台1.jpg

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2023年08月05日

車中泊の旅・東北北海道その4

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「道の駅しらぬかこととい」を出発してまずは釧路湿原へ。
釧路湿原第一展望台のセンターから湿原が見渡せる展望台巡りの散策コースがあるのだが、湿原を見渡せるのは2カ所だけ、後は林の中の道。最近のヒグマの目撃はないらしいが、どこからでも出てきそうでちょっぴり怖い!ここは湿原南西の端にあたり湿原全体近く見渡せる。

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釧路湿原1.jpg

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一周1時間弱くらいの散策を終え(あいにくタンチョウ鶴の姿は発見できず)、釧路では港近くのフィッシャーマンズワーフというところへ行ってみたのだが、建物は立派だが中はお粗末な物産所プラスって感じかな。名前からしてちょっと期待したのだが、海の幸も思ったほど売ってなくて期待外れ。ひょっとしたら花咲ガニが安く食べられないかなと思ったが残念、手も足も金も出ませんてな価格!実際の港近くへ行けばよかったかな?

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釧路湿原の中を走る釧網線(釧路ー網走)というJR線の湿原部分を走る」ノロッコ号という車両があるということをネットで知り、釧路駅へ。ちょうど良い時間に往復できる列車があったので即切符購入。指定席もあるのだが見る景色は自由席からでも同じ(指定席のほうが少し視点が高くなっている)。途中タンチョウやエゾシカなんかがいるところではゆっくりと走り車内アナウンスもしてくれる。俺はタンチョウしか見られなかったけれどね。
途中の駅で湿原の一部を散策する人が降りていくが、帰りはどうするのかなと思っていたら、行きのノロッコ号の折り返し列車が一時間くらいで来るそうなので、それまでは散策可能っだった。思い切って俺も降りればよかったかなとちょっと残念な気がした。

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ノロッコ号とは
7月〜9月までの季節限定で、釧路駅〜塘路駅の間を約一時間かけてのんびりと走るトロッコ列車です。日本最大の湿原である「釧路湿原」を車窓から眺めることができる人気の乗り物で、2〜4号車は展望車となっており、指定席券が必要。車内には売店もあり、お弁当やお酒、おつまみ、記念品などの販売も行っています。
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思ったほどの景色(もっと広大な湿原全体が見渡せるようなところを走るかと思ったが、ほとんど林に囲まれた中を走っただけだった)でもなく、やや残念な釧路湿原を後にして釧路郊外の無料のキャンプ場オトケシへ。断崖絶壁の上に立つので狭いがとっても景色の素晴らしいキャンプ場。
すぐ隣で車中泊していた人に、”後ろの林はヒグマの生息地だから注意しな”と脅かされる。その人は熊撃退スプレーを腰にぶら下げていて、ヒグマに出会ったらこうするんだと、何度も実演して見せてくれたけど・・・

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北太平洋シーサイドラインは車の交通量も少なく、景色は抜群エゾシカやキタキツネも横切る、野趣あふれる道。

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朝食後景色の良いところでコーヒータイム。

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小さな漁港がいくつもあり、漁師さんが船を海に出す道?の手入れも。昆布が多数岸に打ち上げられていたけど、誰も取らないのかな?それとも日高昆布などと違って売り物にならない品種?一つ拾って干してみようかと思ったが、車の中が臭くなるのでやめた。

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小さな漁港2.jpg

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厚岸は夏でも生牡蠣が食べられるので有名なところ。気も胃も弱い自分はこれからの道中を考えて生ではなく牡蛎フライカレーを昼食に食す。道の駅「厚岸グルメパーク」のレストランでは1800円する牡蛎カレーがすぐ近くの町の食堂では1100円。これに限らず道の駅などの物産販売や食事は大体高いね。

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どこにでもあるような街の食堂にて(1100円)
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今日の目的地は厚岸湾向こうの赤い橋を渡ったずっと先にある霧多布岬。途中釧路湿原ほど巨大ではないが、全体がよく見渡せて湿原の感じがよくわかる霧多布湿原がある。

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キャンプ場は岬の少し手前にあり、近くに温泉もあり、無料で評判が良い。バイク乗りが凄い!

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天気も良し、居心地も良いので霧多布キャンプ場に連泊することに。駐車場で見かけた静岡ナンバーの車の人に話かけたら、その人はもう一週間も居続けているという。

野生のラッコをとる写真家が数人、みんな良いカメラと高価そうな超望遠レンズを持ってます。この日は現れなかったがアザラシ見かけるという。

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天気も良いので近くの温泉に入り周辺を散策写真を撮る。

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2023年08月03日

車中泊の旅・東北北海道その3

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北海道南部を海沿いに走る”北太平洋シーサイドライン”という道道142&123号線を北海道東の果て根室の納沙布岬まで、何日か掛けて走る。

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JR根室本線も頑張って走る。北海道の線路は次々と廃線になってしまって、乗り鉄としてはもっと早く北海道の鉄道に乗りに来るべきだったと後悔!!

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広尾あたりに来ると周りが牧場1色から農家の畑が見えてくる。これもまた本州とは違って実に大規模の広々とした畑だ。黄色いのは麦・・・今は麦秋、刈り取りのほかの野菜はどこで作っているのかな?道の駅の販売コーナーでは地元産のトマトやらきゅうりやレタスやらが並んでいるから作ってはいるのだろうけどね。
海辺では相変わらずの昆布干しの風景が見られる。

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海岸線から離れて帯広へ向かう途中、一時話題になった旧国鉄の広尾線”幸福駅”に立ち寄る。もう線路は通じていないのだが相変わらず人気があるらしく、ツアーの団体台湾人ほか結構な観光客がいた。駅とプラットホームと車両だけが残っていて、駅舎の前のお土産店で記念の切符の模造品が220円で売られていて、それが旧駅舎の壁といわず天井までびっしりと貼ってあるのだが、落ちてないところを見るとしっかりと付けてあるようだが、どうな風に固定してあるか見なかった。切符に願いを書いてあるけど七夕の短冊や神社の絵馬と同じような感覚で買って貼ってあるのかな?

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今日のねぐらは帯広市北方の道の駅音更(おとふけ)、ネットで調べたのだが人気があるようで早めに着いたのだが着いた時には駐車場の半分以上が埋まっていた。

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車内で寝るために床は一応板でフラットにしてその上にホームセンターなどで売っている硬質ウレタンマット(10mm)とテント用の柔らかなマット(10mm)を敷いているのだが、やはり下が固くて安眠ができないのでもっと厚めのウレタンマットを探してホームセンターへ行った。結局サイズが合うのがなくて長座布団で代用することに。

帯広といえばばんえい競馬である。テレビなどで放送されている普通の競馬とはコースもやり方も馬の種類も全く違うが、馬券方式はほぼ同じ。

コースは200m直線で途中に高さ1mと1.5mの坂があり、陸上の100m競争のようにセパレートコースである。(JRAなどの一般の競馬ではスタート後は好きな進路をとれる。
騎手が乗る重さ450s〜1000sのそりを引いて走る。
馬は”ばんば”と呼ばれ農耕や荷車引きなどの荷役のための大きくて頑丈な馬がもとになっている。普通の競馬で使われるサラブレッド種は走るのが早くするために改良された。
  ばんば   :800〜1000s
  サラブレッド:400〜550s
 このように体重が倍ほど違う。

帯広競馬場

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走るというより歩くスピード、それでもそりの重さに苦労して坂の途中で止まったり座り込んだりしてしまう馬がいる。騎手はなんとか坂を上りきらそうと手綱や鞭で馬を叱咤激励するが、馬もつらい見ているほうもつらい。(動物愛護協会から苦情が出たらしいが、それもうなずける。

それとこれとは別!とばかりばんえい競馬は全くのシロートで予想の情報も持っていないにもかかわらず、誕生日の数字合わせで3レース各1枚100円馬連を買ったが、当たり前のことぐ外れた・・・!!!

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驚いたことに違う競馬団体のJRA中央競馬会主催の馬券もここで買えるのだ。売り上げを増やしたいという両者の思惑があってのことだろう。

はずれ馬券を握りしめ近くの銭湯・白樺温泉というところで旅の汗を流し、再び道の駅「音更」に戻って車中泊。今日は3連休の最後の日のせいか昨日より駐車車輛が少ない。

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帯広市の隣町に十勝ワインで有名な池田ワイン醸造所があり見学もさせてくれるというので、ワイン好きとしてはちょっと寄ってみる。試飲もできるのだがまだこれからも今日は運転しなければならない身としては”涙堪えて堪えて〜ます〜”。

ワイン城というだけあって、ヨーロッパの城みたいですね。

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今日もシーサイドラインの景色を眺めながら安全運転で釧路に向けて快調に走る、この道は対向車とすれ違うことも余りなく、後ろから車が接近してくれば左側によって抜かせてあげる。追い抜く車は時速80q以上出してるようだが、自分の運転は性格と同じで穏やか、ほとんど時速60〜70kmの定置走行みたいなもので、燃費もぐっと良くなったのは助かる。わが古い軽ワンボックスは今時の車と比べて燃費がめちゃ悪い。
道路標識で「シカ飛び出しに注意」という看板がよく設置されているが今のところ全く姿を見ない。後に残念な他車の事故を見るのだがそれはまた後日!

渓流に釣り人が、鮎釣り?渓流釣り?

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途中の小さなパーキングエリアの物産販売所でゆでトウモロコシと新じゃがいもが美味しそうだったので衝動買いしてしまった。新じゃがは十数個入って170円と激安、さっそく売り場のおばちゃんにお願いして、夕食用に4個だけ土を落として洗ってもらう。

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今夜の宿は釧路市少し手前の道の駅「しらぬか言問」太平洋に面したこじんまりとした静かで、トイレも清潔な良いところだ。

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道の駅「しらぬか言問」の道道を挟んでJR花咲線が走ってる、ちょうど列車が通りかかったので鉄ちゃんはすぐさまカメラを向けました。道の駅の裏側は浜辺、曇りがちでやや肌寒さを感じる日であったけれど振り替え休日で親子連れが多数遊びに来ていた、

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posted by yosi&ゴン at 15:08| Comment(3) | 日記