出国と入国が一つの施設内にあり隣り合わせているのは合理的なのに
どちらの担当官も動作のトロトロと鈍い事この上無い
受付カウンターが2か所あり何十人も列を作って順番を待っているのに
1か所しか座っておらず、時々私用の携帯電話が鳴ると席を立って話し出す
不明な点が出ると若い女子職員を呼んで意見を聞く
どう見たって40代のベテラン職員なのに自分で判断しろ
あと一人座れ!とっとと手を動かせ!暑いのに立ったままイライラ
これでは嫌がらせやんけ
しかし外国人は待つことに慣れているのか平然と並んでいるが
お客様は神様仏様、客を待たせることを極力しない
日本人の感覚からはとても理解できない
結局出入国審査に計2時間、あ〜疲れた
今夜の宿は人口330万人のグアヤキル
首都キトをしのぐエクアドル最大の都市
と言っても旧市街もビルが混在し歴史を感じない
今までのように世界遺産に登録さてれるような特長的な街も無い
何よりも通貨が米ドルで自国の通貨を持たないのが不思議
経済的にアメリカに依存または支配されているのだろうか
赤道直下、灼熱の太陽を想像してたのに思いの外暑くない
朝晩は外に出ると風が涼しく、大阪の夏よりずっと過ごしやすい
海辺の町のせいか30度を越える程度で、まるで沖縄の夏のよう
一つの見所はカラフルな家が並ぶサンタ・アナの丘
頂上からはグアヤキルの街が一望できると言うので
444段の階段を登ってみた
途中に面白いモニュメントが



確かに階段の両側の家はきれいにペンキを塗ってあり
オシャレなカフェやレストランもあるが
少し奥に入ってよく見ると住んでる人に悪いが汚い
これでは世界遺産登録は到底無理


セミナリオ公園の名物は陸イグアナ
デカいのになると尻尾を含めると1メートルほどあるのがゴロゴロいる
背中のトゲトゲや垂れ下がったエラが恐竜でなかなかの迫力


昔、グリーンイグアナを飼っていたのを思い出し
触ってみると噛み付くこともなく大人しい
飼い馴らされてるし草食のトカゲなんで見かけと違い
温厚な性格のようで鳩も隣で日向ぼっこしてる
抱き上げてみたかったけど触るだけで掴むのは禁止
側で係員が監視してる


露店の花屋で見つけたブルーのバラとデージー
どうも着色したようなヘンな感じ


16日はガラパゴスに出発、空港で入島使用料が徴収されるが
国立公園入園料100ドルと勘違いし二人で200ドル出すと
係員が二人分50ドルだけ取った(南米ではどこの国立公園入園料が必要で、しかも高い
ガラパゴスの場合、使用料と入園料の計110ドルと二重取りでボッタクリ)
後でゴンさんが「地球の歩き方」で入島使用料を確かめると10ドル
他の観光客が支払ってるのを見るとやはり10ドル
そこでゴンさん抗議、係員が懐に入れようとした30ドルを取り返した
南米ではインドや中国と同じく食堂やみやげ物店だけでなく
スペイン系白人公務員ですら油断すると観光客から金を掠め取ろうとする
そんなこんなでガラパゴスに飛び立ちました

追伸
これまで何度も食堂にハットを忘れ
店員が後を追いかけて届けてくれたゴンさん
今度はタクシー内に忘れ、戻ってこ来ず(キャップ・ストックに続き3度目)
挙句、yosiさんが自分のだけ被って車から出た
と人のせいにするとはなんちゅうヤツ!
空港で購入の新しいハットは25ドル

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