当初は首都ボゴタからアマゾン上流のレティシアという町へ飛ぶつもりでしたが、ボゴタはあまり面白くなさそうなのでコロンビアで一番有名なボテロという芸術家の出身地メデジン(Medellin)へエクアドルのキトから飛行機で一気にやってまいりました。
本当はゲリラやマフィアが怖い怖い国境地帯をバスで乗り継いでくるつもりだったんですけれど、アマゾンへのフライトや帰国の日程が詰まって不本意ながら飛行機を使ってしまいました。
ボテロという人は日本でも展覧会が開かれたりして、あのデブのモナリザ絵で有名なので知っていられる方もいらっしゃるかもしれません。
まずは作品を、デブのオンパレードです。
町の中心にその名もボテロ広場というのがあって、彼の彫刻作品が多く展示されています。すぐ近くには美術館もあり、他の作家の作品とともに展示されています。



彫刻に触ったりよじ登っても平気平気!!

太陽熱に熱せられて、yosiさんはアチッチ!!
作品の前の女性たち、あんたらがモデルだぜぃ。・・・実際は彼女らは痩せているほう、作品並みのデブ体型は南米にはもっとごろごろしてます。
実際南米に来て見れば、ボテロさんは決して本物より誇張した作品を作ったり描いた入りしているわけではなく、南米人そのまんまを表現しているのだと納得!!

作品からは教会や社会を皮肉っているのもわかります。





午後は水族館へアマゾンの熱帯魚を観賞に。今まで日本で見たことも無い魚や蛙なども。

次の日はメデジンの町からローカルバスで2時間のグアナペ(Guatape)という小さな町へ遠征。
いままでも壁をカラフルに塗った家並みの町があちらこちらにありましたが、ここが一番きれいに整っています、落書きも無く町全体で統一された感じ。



帰りの電車の中でキリスト教の尼さんが同僚?の尼さんに席取りをしているのを見ました(大阪のおばちゃんじゃああるまいし)。席を確保された尼さんはまだ若いのに、宗教家の端くれなら席を譲る対象は他にもいたのですぞ!ボテロならずとも宗教を皮肉りたくもなります。
yosiさんは最近暴走気味で、後2週間足らず強制送還も留置場入りにもならず、無事帰国できるか心配です。
これから飛行機で(他には船しか行く方法がない陸の孤島)アマゾン上流の町レティシアへ向かいます。しばらく音信普通になるかも知れません。