2013年04月06日

武装強盗団に襲われた

前回予告したとんでもない事というのは、強盗に会ってしまいました、ブラジルで。

深夜突然、床やバスの車体を激しくたたく音で眠りを覚まさせられ、寝ぼけ眼で暗がりの車内を見回すと、前の客が手をホールドアップしていました。半分は訳もわからず半分は大変なことが起きているぞという感覚で、こちらもすぐさま両手を頭の上に上げた。暗がりに覆面姿で小銃を構えている人間が・・・・

事はブラジルの首都ブラジリアからリオ・デジャネイロへ行く夜行バスの車内での出来事。ブラジルは飛行機の国内線がむちゃくちゃ高い!それでリオまで安く行く方法をあれこれ見つけた挙句、マナウス(アマゾン河の降船港)からブラジリアまで飛行機で、そこからリオまではバスでという旅になったのです。
今まで南米は危ないといわれている割にはたいしたことがなくここまで旅行できていたので、結構安心したのだが旅の最後になってこんな事件に巻き込まれるなんてね。2,3万円(1人)の金をケチって、命の危険にさらすなんて馬鹿ですね。

強盗は執拗に何度も何度も乗客に何か出せといっているようでしたが、こちらは言葉もわからずまごまごしていると手で札を数える仕草。それで慌てて右のポケットから小銭入れを取り出し強盗へ。yosiさんは通路側の席だったのでウェストバッグをひったくられていきました。その後も何度も小銃を構えながら何かわめいていて、他の乗客や僕らのズボンのポケットを上から触っていましたが、その後何も取られず20〜30分ほどしてやっと開放された。
後から2階席にいた日本人の若者カップルに聞いたところ、突然バスが急ブレーキをかけたので外を見たら男が銃を構えていたそうです。それで横の草むらから武装した男たちが飛び出てきて、扉が開けられて(何人かはっきりわからないが6〜7人のよう)車内に侵入してきたらしい。
それほど凶悪な強盗団でもなかったらしく手荒な真似や、一人一人体のチェックというようなことはされず、幸い被害は少なかったのでやれやれでした。
それでも通路を隔てた男の乗客は賊に何かを言ったとたん胸に小銃を突きつけられていたし、日本人の若者は頭に銃を付きつけられたといっていました。
俺は寝ぼけ眼で不安そうな顔をしていた白髪頭の年寄りなんで、勘弁してくれたんでしょうか?小銭入れを差し出した後は一度ズボンのポケットを上から簡単にチェックされただけでした、左のポケットにももうひとつ小銭入れが入っていたし、腹には隠し袋を巻いていたのですけれどね中に入っていた現金とカードは無事でした。

yosiさんはカメラとパスポートとクレジットカードと現金を日本円換算で1万円ばかり。
俺はカメラとクレジットカードと現金を日本円換算で6千円ばかり。  

カメラは旅行保険で保障が効くのでいいんですが(盗難証明書も警察で取らなければならない)、パスポートは帰国が迫っているので再交付に日本領事館に手続きにいってこなければならず、事件後が大変だった。

<ゴン談話>

事態がはっきりしてきて小銃を構えた男が目の前に立ったときは正直”ああ、俺はこんなところで命を落とすんだろうか、出来れば苦しまないように即死させてくれるといいんだが”と考えながらもパスポートと日本円、クレジットカード、ATMから下ろしたばかりのブラジル通貨1000リエルほどが入った小ウェストバッグを賊に見つからないように、こっそりと床に落とすことを考えていた。それが成功してこれらは無事だった。
経験により現金・カードは分散して身に着けていた(今回は4っつに分けて)ことと、賊が凶悪でなかったので被害を最小に納められた。


<yosi談話>

深夜12時頃で眠っている間に起こった出来事やもんで、ゴンさん同様消灯したうす暗い中で一体何が?と思ったが、黒っぽい服で何やら喚きながら30〜40aの機関銃みたいのを脇にしたのともう一人銃を手にした男が目に入ったのでこれが噂に聞く集団強盗かと寝ぼけた頭で理解できた。頭上に手を挙げるや脇に置いていたパスポート、デジカメ、現金を入れたウエストバッグを引ったくられた。せめてパスポートだけはと返すよう頼んだが聞くはずもない。デジカメは古い機種やし金は大して持ってなかったので、これもドラマみたいな経験と諦めが付くが帰国が近づいた今後の行動を考えるとパスポートを失ったのは痛い!バスが到着したらブラジル領事館に行って再発行か何か証明書を書いて貰わんと帰国出来ん。あ〜〜〜あ、面倒!!
と言う訳で二人ともデジカメを失ったので最後にリオとイパネマ海岸の画像を撮る望みは叶いそうに無い、残念至極!!



yosiさんは大したもんです、肝が据わってます。武装強盗に襲われている最中も小銃を突きつけられても大して動揺したふうも見せず、開放された後はすぐ寝入っていました。俺一人だったのでたら不安で翌朝は頭がまっ白になっていたでしょう。心強かったです。

その後バスは幹線から外れた道を進み牧場前でUターンをして元の道へ戻った。
しばらくしてまた道端に止まったので、一晩に2回も襲撃されたらしゃれにもなんないぞと思っていたら、警察の車が後ろから来ていて運転手と話しをしていたらしかった。
その後この地区の警察へいって被害届らしきものを書いて、バスはリオ・デジャネイロへ向かって順調に・・・・と思ったら今度はエンジントラブルでドライブインで1時間以上ストップ。あ〜〜〜あ!!結局宿へ着いたのは深夜0時過ぎ(バス会社が送ってくれました)・・・・ところがこれまた災難で、予約しておいた宿がチェック・インは11時までで誰も管理人が居らず、近くにいた人が親切にも電話をかけてくれたものの、連絡取れずで結局別の宿にまた金を払って一日だけ泊まる羽目になってしまった。

リオデジャネイロでゆっくり旅の疲れを落とすつもりが、この後も盗難届けやパスポート再発行などの手続きの手間が面倒で、のんびり出来なかった。この顛末は次回yosiさんから。

posted by yosi&ゴン at 01:13| Comment(3) | 南米
この記事へのコメント
わあ〜!!!!!1!11!!!!びっくり!

いのちがあって、どこも傷もなく、それだけで充分ですよ!

元気に帰ってきて下さい!待ってます。
Posted by コマクサ森 at 2013年04月06日 12:13
コマクサ森さん

終盤に来てエライ事件で
皆さんに心配かけましたが
被害が少なく今になればいい話の種です

4日の朝に領事館に行き
親切な係員に相談に乗ってもらい
5日の昼前にパスポートの再発行という
超ハイスピードで処理してくれました
ヤレヤレ

 yosi


Posted by yosi at 2013年04月06日 21:09
コマクサ森 様

ご心配かけましたが、今ではもう滅多に無い貴重な経験をしたなあ、と思えます。
何とか無事帰国が出来そうで(いやいや日本の土を踏むまでは気を引き締めて)よかったと思います。
Posted by ゴン at 2013年04月06日 21:14
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