飛行機でコロンビア南端の小さな町、レティシアに移動
ここはペルーとブラジルの2国に接する国境地帯
コロンビア側からのアマゾン観光の基地である
飛行機から見る熱帯雨林は見渡す限りジャングル
緑の絨毯が果てしなく続く
アマゾンは現在雨期、増水して陸地はほとんど見えず
雨期を想定して建てられたはずの水上家屋の一部は浸水している
これも温暖化の影響か
![民家浸水[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E6B091E5AEB6E6B5B8E6B0B45B15D-thumbnail2.jpg)
上流と下流の高低差が少なく、流れはとても緩やか
と言っても空は不安定で青空かと思えばスコール
雲の下だけ部分的に雨が降ってるのが画像で分かるでしょう
![スコール[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E382B9E382B3E383BCE383AB5B15D-thumbnail2.jpg)
ツアーで見た動物は次回の日記で報告することにして
今回は流域で生活する人達の様子を中心にお伝えします
ツアー初日の昼食はアマゾンの巨大魚ピラルクーのソテー
胴体を輪切りにして炒めた簡単料理で
淡水魚らしく淡白な味が油と合ってなかなか旨い
カレイのフライとよく似た味
![ピラルクフライ[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E38394E383A9E383ABE382AFE38395E383A9E382A45B15D-thumbnail2.jpg)
水上家屋の民家はどこもどこも大家族
食堂一家も3世代15人ほどが同居
ネギがビニール袋で栽培されている
水かきが付いたニワトリのような不思議な飼い鳥
水上生活にボートは必需品、子供も上手に操る
![台所[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E58FB0E689805B15D-thumbnail2.jpg)
![ネギ[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E3838DE382AE5B15D-thumbnail2.jpg)
![アヒル[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E382A2E38392E383AB5B15D-thumbnail2.jpg)

![ボート[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E3839CE383BCE383885B15D-thumbnail2.jpg)
今夜の泊まりもやはり大家族の民宿
個室であるが電球は勿論ろうそくさえ無く
いくら水上と言え、熱帯なのに扇風機も無い
狭い四角い部屋に蚊帳が付いた
2つのベッドを並べただけ、超シンプル
奥さんは茶色の水の川で洗濯、子供は川で歯磨き
トイレは掘っ立て小屋に扉はカーテンの天然水洗
学校へ行ってるのか行ってないのか
アマゾンの子供はみんな屈託ない
5aほど浸水したテラスのハンモックでユラユラ

![子供と[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E5AD90E4BE9BE381A85B15D-thumbnail2.jpg)

2日の昼食は午前中のツアーで皆で釣ったピラニアの唐揚げ
この牙を剥いたホラー映画そのまま
エオリアン・クイも完敗の白目を剥いた恐ろしい顔を見よ!
これが骨が多いうえ内臓の容量が大きく
食べるところが少ないのが難点だが揚げると身が締まって
アジに似たアジでピラルクーよりずっと旨い、完食♪
![ゲオピラ[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E382B2E382AAE38394E383A95B15D-thumbnail2.jpg)
![ピラニア2[1][1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E38394E383A9E3838BE382A2EFBC925B15D5B15D-thumbnail2.jpg)
帰りに寄ったイスランデは木造の立派な教会もある水上村
碁盤の目のように整備された長い道路
かなり広い範囲に多くの家族が住んでいます
タイやインドネシアなど東南アジアに似た水上家屋
子供達は家の前の川で元気いっぱい水遊び
![水上村子供[1].jpg](http://w-kaze.sakura.ne.jp/sblo_files/root65/image/E6B0B4E4B88AE69D91E5AD90E4BE9B5B15D-thumbnail2.jpg)
コルカ谷のトレッキングツアーには世話焼きアントンがいたが
今回の困ったちゃんは最高級ニコン一眼デジカメが自慢の
ドイツからやって来た30代中盤の写りたがり男、ゲオルグ
(上の画像でピラニアをぶら下げた男)
ボートの先端立っては両手を広げたりバンザイしたり
一つのシーンで前向き後ろ向き斜め向いてポーズ
何枚も妻や周りの客にシャッターを押させる
美人妻はほったらかしでいつも後ろでションボリ
このツアーで自画像を一体何枚撮ったか聞いてみたい
自意識過剰で典型的な目立ちやがりだが
どう見ても美形でなく、並み以下のせいぜい40点
ゲオルグは多分親Gが金持ちの苦労知らずの坊ちゃん
近い将来、妻放置が申し立て理由の離婚裁判で
多額の慰謝料を絞り取られるでしょう
こんなドラマを想像させるアマゾンの夕暮れでした
次回、アマゾン動物編をお楽しみに
今回のアマゾン編大変良かった
アマゾン川の風景、そこで暮らす人々の生活
など多数の写真でよくわかった。
またコメントがニクイネー
それからBS放送でインカのマチュピトを放送してたのでまた詳しくわかったょ、そこに2回も
行ったんだからたいしたもんだ。
俺は温泉ぐらいしか行った事がない。
そろそろ帰国する時期になってきたが
充実した南米の旅だったな。
ヨシさんもお疲れ様です
もうじき帰国の時期が近づき、寂しいやら日本が懐かしいやらです。
正直、アマゾンではもう少し野生動物が見られると思っていたのですが拍子抜けでした。
川沿いの水上生活者の暮らしは
50年ほど前の日本の生活を見るよう
自家発電の電灯が点くのは夜7時から9時まで
それも何も無い板張りの居間と食堂だけ
9時以降は蝋燭の灯かりだけです
7時になると15人ほどの大家族が居間に集合
ブラウン菅デレビで音楽番組とホームドラマを
楽しんで9時には其々の寝室へ
とても規則正しい生活でした