ネットの紅葉情報で今見頃という記事を見つけて、早速天気の良い日に、静岡県の紅葉人気No1という大井川上流の寸又峡へ行ってまいりやした。
その1:大井川に沿って走る大井川鉄道(そのままやんか名前)

ここには大井川流域に沿って大井川鉄道という私鉄が走っていますが、全国のローカル鉄道の例にもれず、ここも無人駅ばかりです。・・・大井川鉄道は本線の全20駅のうち、16駅が無人駅。支線の井川線も全14駅中11駅が無人駅である。
井川線は日本唯一のアプト式(急こう配を上るためにラック式という歯車のようなもので下がるのを防ぎながら走行する)。井川ダムを造るのに資材を運んだり大井川上流の材木を運ぶのに利用するため敷設されたが今ではその需要もなくなり、観光トロッコ列車として走っている。
今年の春に山陰地方にドライブした時も無人駅をよく見たが(ほかに青森―秋田の五能線とか愛知ー長野の飯田線とかにも多かったなあ)、なんか侘しさと旅情のあるい〜い感じです。
大井川鉄道始発駅 JR東海道線金谷駅に併設

次の新金谷にはSLの基地があって、休日やSLの運航日には多くの人が集まる。

合格駅・・・ここは縁起がいいというので受験シーズンには切符のみを買うために訪れる人が多い。(実際には乗客減で収入の減った会社が少しでも収入を増やそうと、元の名前(五和”ごか”を変えて宣伝したんですけどね)


途中の無人駅の数々











大井川中流域とSL(拾い画像)


大井川鉄道本線の終着駅 千頭駅
鉄道マニアに人気の転車台や子供たちに大人気のトーマス号も観光シーズンには走りますが今はここで待機中。



井川線の観光トロッコ列車もここが始発。
井川ダムと井川線終点、トロッコ電車


井川線随一の観光スポット、奥大井湖上駅。この辺りは紅葉は見頃を迎えていた
。線路わきに歩道が付けられていて、歩いて渡れます。対岸からはハイキング・山登りの登山口もある。


この鉄道会社と地域の人々も大事な足としての鉄道を守るため、いろんなイベントをやっています。
ーーーーーーーーーーーー
そのうちの一つ
☆無人駅がひらくと地域がひらく。★
当プロジェクトは、静岡県島田市から川根本町を結ぶ大井川鉄道の「無人駅及びその周辺エリア」を舞台に開催する芸術祭です。
時代の流れとともに常駐する駅員が不在となり、「無人」と呼ばれる一方で、その集落の地域住民らの存在によって、その場は日々細やかに維持され、守られてきました。当プロジェクトは、駅を中核としたその集落全体を「無人駅フィールド(地域)」と捉え、アートの視点から、息づく『記憶』『風景』『営み』を掘り起こし、見つめ直す取り組みです。静岡県内をはじめ国内外で活躍するアーティストが一定期間この地域に入り込み、作品制作を行うことで、地域の魅力、時には課題をも顕在化させ、地域への気づきと交流を生み出すことを目指しています。
ーーーーーーーーーーーー
その2寸又峡の紅葉に続く

昔と変わらない木造無人駅が懐かしいし、前回は乗れなかったSLにも乗ってみたい。
yosi
この沿線にある古民家民宿辺りに泊まってみるのもいいかもしれない。大井川には多くの吊橋がかかっていて、撮影スポットも多いよ。
ゴン