まだ道路は凍結していないが、早めにチェーン装着。低速走行で、なんとかホテルに辿り着いた。

翌朝は昨日の警報がウソのような晴天。道路の凍結は溶け、轍が付いて走りやすい。

竜ヶ岳の登山口は河口湖と共に富士五湖の一つである本栖湖。周辺は白銀の世界、サングラスを掛けないと眩しい。


手にはストック、登山靴にアイゼンとスパッツの装備で歩く雪の登山道は夏の倍ほど時間がかかる。傾斜がきつくなると一層歩き辛い。


やっと展望が開け、目前に富士が姿を現す休憩地点に到着。


実は、この地点に到着するまで3つのトラブルに見舞われた。
@車にアイゼンを忘れ、駐車場まで取りに戻った。
A大昔に買った、重い鉄製の10本爪アイゼンが登山靴に合わず四苦八苦。予備の紐で何とか括りつけた。
B雪に隠れた登山道入り口の看板を見逃し、かなり歩いた途中気づき、入口まで引き返した。
トラブルによるタイムロスは3時間ほど、とっくに頂上に着いているハズだが、すでに時間は午後3時。今から頂上は目指せない。暗くならない内に下山しなければ高齢者二人が遭難してしまう。竜ヶ岳頂上からの富士山&南アルプス・八ヶ岳の大展望は次回リベンジ!
樹海を隔ててデンと構える富士山は、やはり日本一の美しさ。朝から予想外の晴天に恵まれ気分爽快、多少のトラブルはあったもののラッキーな一日でした。

yosi