2021年04月12日

山陰車中泊の旅 その2

出雲ご縁広場にて朝を迎えて車の外へ出たらちょっとびっくり。昨晩は2〜3台しか止まっていなかった車中泊らしき車が10台以上いました。
さっそく出雲大社へ、無料の駐車場があるのがうれしい。さすが出雲の神様太っ腹(って違うか?へへ)。
早朝ほとんど観光客の見えない境内は大社の雰囲気も加わって清々しい。朱や金箔などの色彩のなく、華美な彫刻類もない素朴で豪壮な建築はいいなあ。
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本殿はもっと大きいと想像していたが、思ったよりより小ぶり、でもしめ縄が太くたくましい。縁結びの神様だけあって、絵馬には良縁願いが・・・
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大社近くの日御碕灯台へ(高さ日本一)。
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駐車場にいたオッサンが何かの干物を干していたので「それは何か?」と聞いたら、”エイ”だそうな。エイの干物なんて初めて聞いた。
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山陰海岸沿いの景色を眺めながらの快適なドライブを続け、途中の田舎町の村活性化交流センターというところで温泉に入った(410円)。ここは幹線道路からも少し離れた山の上にあり地元の人しか来ないみたいだ。露天風呂から青海島が見えると口コミに書いてあったけど見えない!長門海岸の風景が少しだけ見える。
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今夜の宿泊地は本州最西端に近い下関市の角島、ここは角島大橋が眺められトイレや建物も新しくきれいな、しかも停車中もエンジン掛けっぱなしでうるさいトラックのいない良い車中泊場所です。・・・御多分に漏れずコロナ騒ぎで屋内は鍵をかけられ入れなかったけど。

角島大橋は近年じゃらんのポスターに使われたりして人気が出た所で、海の色が沖縄に負けず劣らずの美しいところです。橋を渡った角島には特別何もないですけれども。橋を渡るだけでも気持ちがいい。あいにく夕方に着き、朝出発したのでエメラルドグリーンの海の写真は撮れなかったけれども、少しはわかると思う。
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出発前にもう一度角島大橋の写真を撮りに行き、50年近く前に行ったきりの秋芳洞を見学にGO。

途中の村の郵便局の建物がとても素敵だったので写真をパチリ。いまは使われていないが大正時代に建てられたそうである(県重要文化財)・・・となりにある現在の郵便局員に聞いた。昭和初期〜大正〜明治にかけての洋風建築は味があるね。現代の画一的な機能的な建物と違って遊び心がある。
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山陰本線の無人駅「特牛駅」この漢字「こっといえき」と読める人は普通いないよなあ。(ちなみに俺は無人駅ファンである。)
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秋芳洞は入り口近くからだんだん離れるに従い駐車代が安くなっていくのが面白い。入り口から最も近かと最も遠いでたった50mくらいしか離れていないのに500円 → 300円 → 200円 → 100円と下がっていった。

秋芳洞自体は思ったほど感動しなかったね、あまりにもきちんと整備されているせいかな?規模は小さいけど地元の荒々しい感じの残っている洞窟のほうがいい。
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次なる目的地岩国の錦帯橋目指して更に愛車を走らせる。ここは今まで何度も来たいと思っていて訪れる機会のなかった場所である。
天候も良し桜も満開とあって、かなりの人出であった。今まで何度も流失のめにあいながら、木造で原型を残して再建されたのは岩国市民の愛情の賜物か。
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宮島・広島・呉と海岸沿いをドライブしながら三原市の道の駅でその夜は車中泊。高台から瀬戸内海が見渡せる新しくてきれいで眺望のいいナイスな道の駅。
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翌日は良さんが挿し木した2年物の紫陽花の鉢をくれるというので、大東へ寄って一緒に昼飯と夕飯を食ってしばらく休ませてもらい、清水の自宅へ夜出発。
良さんの家の近くの野崎観音さん・・・唐風の山門がいいです。
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途中疲れと眠気で(これはやばいと思い)名阪の伊賀上野PAで仮眠・・・と思ったら朝までぐっすり寝てしまった。
早朝5時前に(空いている時間帯に名古屋周辺を抜けようと思って・・・金はないけど暇はあるので高速は使わず)出発、家の近くのスーパー銭湯で汗を流し2時頃帰宅した。

自分と車にお疲れさんを言い、その日は8時就寝でした。

posted by yosi&ゴン at 14:04| Comment(4) | 日記

2021年04月07日

山陰”車中泊”旅行 その1

滅多に訪れる機会のない山陰地方に車に泊まりながら(宿代節約)の旅に行ってきました。
6日間、走行距離約1500km(自宅の清水からですと2257kmになった)、一人で運転ですが、都会と違って地方は道が空いているのでそれほど疲れません。

途中、脳梗塞で老健施設に入っているWさんの面会がコロナの解除のおかげでできるようになったので、お見舞いに行ってきました。たとえ少しづつでも回復を祈ります。

大阪から途中三田の友達にちょっと会って、福知山経由で城崎温泉へ。雨と風が少し強くなってきたものの、観光客もちらほら。外湯に入るつもりが駐車場が満車だったので(少し離れたところは空きがあった)、断念して一路鳥取目指してドライブ。
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山陰海岸は三陸や西伊豆の海岸に比べても負けない素晴らしい荒磯の景観美がある。
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途中の鉄道ファン(乗り鉄も撮り鉄も)に人気の餘部鉄橋へ・・・かっては鉄の橋梁だったが昭和61年の日本海からの突風による列車転落事故により、コンクリート橋に作り替えられた。
(昔の鉄橋と今のコンクリート橋)
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今夜の宿は鳥取市の「道の駅神話の里白うさぎ」、出雲神話の「因幡の白うさぎ」の舞台である。
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翌日は少し戻って鳥取砂丘と砂の博物館へ。(途中コインランドリーがあったので洗濯)

砂の美術館の今年のテーマはチェコ共和国。10年前に旅した町の建物が砂で再現されていたりして、懐かしく見学しました。
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次なる目的地は三朝温泉近くの三徳山三仏寺、国宝の崖っぷちに立つ投入堂が目的で行ったのですが、急斜面の登りがあり事故も多いとかで単独の入山は許されず、泣く泣く断念・・・だれかおなじように単独登山者がいれば誘って一緒に登れればよかったんですがね。
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さらに足を延ばして安来近くの足立美術館へ。入場料が高い2300円です。美術品は近代現代の日本画(横山大観など)中心でそれほど大したことはなく、なんといっても18年日本一に輝いた日本庭園でしょう。観光客は庭園目当てに訪れるようです。コロナの影響か広い駐車場にはいつもなら多くの観光バスが止まっているであろうに、この日はバスは一台も無し、自家用車が30台ほど。
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今の時期どこも桜が真っ盛り
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今夜の車中泊場所は境港の港センター公園、併設のみなと温泉「ほのかみ」でひと浴びして、夕食はすぐ近くの地元の美味しい魚を食べさせる回転ずし「大漁旗」にて満腹・・・食事で贅沢したのはここだけ。あとはスーパーや―コンビニで弁当を買ったり、総菜や食材を買って自炊でした。
みなとセンターの駐車場には地元の釣り客の車もいっぱい、翌朝まで釣り人が釣り桟橋や防波堤でコウイカをつってました。
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3日目は境港市のゲゲゲの鬼太郎で有名な水木しげるロードを見学。中海につながる岸壁沿いにはイカ釣り漁船が・・・この岸壁のところに無料で駐車できる。
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さらに松江城へ。姫路城も素敵だが、こういう黒い城のほうが俺は好きですね。素朴で荒々しくていかにも戦国の城って感じ。ここも桜が満開だが、観光客の数はそれほどでもありませんでした。
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境港から松江に向かう途中、中海に架かるべた踏み橋で有名になった江島大橋を渡ってきました。実際にはそんなにべたにアクセル踏まないですけどね。
横から見た江島大橋と真正面から望遠レンズで撮った大橋(望遠効果で急坂に見える)
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宍道湖北岸をドライブしながら出雲へ、今日の宿泊地は出雲大社近くの「出雲ご縁広場」
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コロナの影響で、今までなら旅行者に開放されていた道の駅の情報コーナー(室内)が、どこも閉められていました。パソコン持ち込んでWIFIをやったり、飯を食ったりするに便利だったんですけどね、仕方ないです。

後半その2へ続く。

posted by yosi&ゴン at 11:14| Comment(4) | 日記