さっそく出雲大社へ、無料の駐車場があるのがうれしい。さすが出雲の神様太っ腹(って違うか?へへ)。
早朝ほとんど観光客の見えない境内は大社の雰囲気も加わって清々しい。朱や金箔などの色彩のなく、華美な彫刻類もない素朴で豪壮な建築はいいなあ。




本殿はもっと大きいと想像していたが、思ったよりより小ぶり、でもしめ縄が太くたくましい。縁結びの神様だけあって、絵馬には良縁願いが・・・

大社近くの日御碕灯台へ(高さ日本一)。


駐車場にいたオッサンが何かの干物を干していたので「それは何か?」と聞いたら、”エイ”だそうな。エイの干物なんて初めて聞いた。

山陰海岸沿いの景色を眺めながらの快適なドライブを続け、途中の田舎町の村活性化交流センターというところで温泉に入った(410円)。ここは幹線道路からも少し離れた山の上にあり地元の人しか来ないみたいだ。露天風呂から青海島が見えると口コミに書いてあったけど見えない!長門海岸の風景が少しだけ見える。


今夜の宿泊地は本州最西端に近い下関市の角島、ここは角島大橋が眺められトイレや建物も新しくきれいな、しかも停車中もエンジン掛けっぱなしでうるさいトラックのいない良い車中泊場所です。・・・御多分に漏れずコロナ騒ぎで屋内は鍵をかけられ入れなかったけど。
角島大橋は近年じゃらんのポスターに使われたりして人気が出た所で、海の色が沖縄に負けず劣らずの美しいところです。橋を渡った角島には特別何もないですけれども。橋を渡るだけでも気持ちがいい。あいにく夕方に着き、朝出発したのでエメラルドグリーンの海の写真は撮れなかったけれども、少しはわかると思う。


出発前にもう一度角島大橋の写真を撮りに行き、50年近く前に行ったきりの秋芳洞を見学にGO。
途中の村の郵便局の建物がとても素敵だったので写真をパチリ。いまは使われていないが大正時代に建てられたそうである(県重要文化財)・・・となりにある現在の郵便局員に聞いた。昭和初期〜大正〜明治にかけての洋風建築は味があるね。現代の画一的な機能的な建物と違って遊び心がある。


山陰本線の無人駅「特牛駅」この漢字「こっといえき」と読める人は普通いないよなあ。(ちなみに俺は無人駅ファンである。)


秋芳洞は入り口近くからだんだん離れるに従い駐車代が安くなっていくのが面白い。入り口から最も近かと最も遠いでたった50mくらいしか離れていないのに500円 → 300円 → 200円 → 100円と下がっていった。
秋芳洞自体は思ったほど感動しなかったね、あまりにもきちんと整備されているせいかな?規模は小さいけど地元の荒々しい感じの残っている洞窟のほうがいい。





次なる目的地岩国の錦帯橋目指して更に愛車を走らせる。ここは今まで何度も来たいと思っていて訪れる機会のなかった場所である。
天候も良し桜も満開とあって、かなりの人出であった。今まで何度も流失のめにあいながら、木造で原型を残して再建されたのは岩国市民の愛情の賜物か。




宮島・広島・呉と海岸沿いをドライブしながら三原市の道の駅でその夜は車中泊。高台から瀬戸内海が見渡せる新しくてきれいで眺望のいいナイスな道の駅。

翌日は良さんが挿し木した2年物の紫陽花の鉢をくれるというので、大東へ寄って一緒に昼飯と夕飯を食ってしばらく休ませてもらい、清水の自宅へ夜出発。
良さんの家の近くの野崎観音さん・・・唐風の山門がいいです。

途中疲れと眠気で(これはやばいと思い)名阪の伊賀上野PAで仮眠・・・と思ったら朝までぐっすり寝てしまった。
早朝5時前に(空いている時間帯に名古屋周辺を抜けようと思って・・・金はないけど暇はあるので高速は使わず)出発、家の近くのスーパー銭湯で汗を流し2時頃帰宅した。
自分と車にお疲れさんを言い、その日は8時就寝でした。